投稿日:2007-07-25 Wed
無垢材で製作したものは永く使えるという利点があります。もちろん長持ちはするんですが、これは単に長持ちをするということではなくて、手を加えながら永く使えるということを意味しています。
保育園や幼稚園では、椅子やテーブルを本当に大事に使っているところも多く、私が卒園した幼稚園でも、その当時使っていた椅子がまだ残されています。さすがに子どもたちには使わせていないようですが。
今回もそんなモノを大切にしている保育園からの要望で、テーブルを手直ししました。
手直し前がこんな状態です。


上の2台は違うものですが、これを研磨しなおして再塗装するとこんな風に生まれ変わります。


手直し前のテーブルの2枚目ですが、研磨する前は結構堅そうな木だと思ってたんですが、いざ研磨してみたらなんと檜だったんです。
まさかここまでキレイになるとはって、ちょっと驚きです。

先生方にも喜んでいただけましたが、何より子どもたちが大喜びで、園長先生に「きれいにしてくれてありがとう」ってお礼まで言いにきたそうです。
またよくしたもので、キレイになると自然と扱いも丁寧になるようですね。
悲しいことに、日本はどうしても古くなったものは汚いもの、壊れたものは捨てて新しいものを購入することに価値を見出す文化が根付いていますが、こうしてモノを大切にする心を子どものころから教えてくれている保育園があることに安心感を覚えます。
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投稿日:2007-07-25 Wed

決して性格が悪いとか、嫌なことがあってすねたわけではないのでしょうが、結構こうやってテーブルの天板が反り返ってしまうことがあります。
原因は様々ですが、大抵の場合は急激な湿度の変化に材料がついていけずにこうなることが多いようです。
自然な環境でこうなってしまうものには文句のつけようもないのですが、問題は人間が苛酷な環境を作り出していて、その環境が木には問題があることを知らないということです。
例えばエアコン。私も暑がりの寒がりですので、部屋の中ではエアコンが必需品なのですが、出張先でホテルに宿泊するときはちょっと気を使います。経験の或る人も多いと思いますが、エアコンをつけっぱなしで寝てしまって、朝、喉がカラカラで声が出なかったなんてこと。
エアコンから出る風は想像以上に乾燥してますので、その風が木に、例え間接的にでもあたり続けていると、50ミリ以上ある厚い板も収縮に耐え切れず割れてしまうことがあります。
あと、知らず知らずのうちに直射日光に当て続けてしまっていたり、あ、こんなこともありました。
きれいな状態を維持しようとして、購入早々に天板にビニールのクロスを全体を覆うように敷いたんだそうです。
購入された方はもちろん悪気なんてありませんが、見事に天板は反り返ってしまいました。これは、常に無垢材は呼吸していることを見落としたことに原因があります。
天板の表面だけを呼吸できないように覆ってしまったのですから、裏側だけが呼吸している状態をわざわざ作り出してしまったんです。
無垢材は人と同じで常に呼吸をしていることを忘れないで、扱い方には注意をして是非大切にしていただきたいものです。
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投稿日:2007-06-06 Wed
事故渋滞も無事に抜け、ようやく家に帰ってきました。関東方面の出張にはもう慣れたけど、同じ距離を運転してもスムーズに帰ってきたときと渋滞に巻き込まれて時間がかかったときでは、疲労度がぜんぜん違うんですよね。
話はかわりますが、今週から森の精では新しい取り組みにチャレンジしています。
普段お客様のところへ行くのはもちろん営業の仕事なんだけど、今週から工場の職人もお取引先へ出向くことを始めました。
もちろん製造の仕事があるので毎日と言うわけにはいきませんが、週に1日だけお客様の様子をみてもらうのです。
森の精は決して大きな工場ではありませんので、お客様との繋がりを全社的に持とうというのがこの取り組みの趣旨なのですが、普段の営業では手が出せないような修理やメンテナンスもその場で対応できるので、お客様の評価は良いようです。
1日に訪問できる件数は限られてしまうので、現実的にはそれほど多くのお客様へお伺いできませんが、いかにしたらお客様に喜んでいただけるか、これからも色んな方策を考えていきたいと思います。
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投稿日:2007-03-09 Fri
森の精は家具だけでなく、木のおもちゃも販売しています。自社のオリジナルはもちろんですが、他社製品であっても「これはおもしろい」といったものは取り扱ってきました。お取引先のほとんどが保育園や幼稚園なので、その園で子どもたちに使わせるものはもちろん、先生方にも販売しています。
自社のものが壊れたと言う話はほとんど聞きませんが、比較的手頃な価格で買える玩具や、見るからに簡単なつくりの玩具は、パーツが取れてしまったり、割れてしまったりするものも少なくありません。
今日も営業先でおもちゃの修理依頼を受けました。
いつも決まってそうなのですが、「壊れた」と言われることはあっても「壊した」と言われることはありません。飾ってあるものが勝手に分解でもして、パーツが勝手にどこかに行ってしまったのなら「壊れた」と言われても納得できますが、ほとんどの場合「壊している」のに、悪者になるのは「壊れたおもちゃたち」です。
ですので壊れた原因を聞いてもほとんどの場合、歯切れの悪い答えしか返って来ません。
例えば、振り回していて壁に当たったらパーツが取れたとか、落としてしまって割れてしまったとか、はっきり状況がわかれば対策もとれるのでしょうが、原因がわかっていないので、そういうところは何度も壊しますし、管理も杜撰です。
先生方の管理が杜撰なら、その様子を毎日見ている子どもたちがおもちゃを大切にするわけがありません。大切にして下さいとお願いをしますが、これは子どもたちに言っているわけではなくて大人たちに対して言っているのです。
今日お会いした先生方も「相手は2〜3歳の子どもたちだし、言ってもねぇ」とおっしゃっていましたが、結局それは自分のしていることを子どものせいにしているだけだということを分かっていただきたいのです。
挙句の果てに「じゃ、子どもたちに言って見せて下さいよ」なんて言ってる先生もいましたが、それは自分の能力の無さを認めているだけで、先生ならそんなことは言っちゃいけません。だって、ちゃんと壊さずに大切に使えている保育園だっていっぱいあるんですから。
なにやら今日は辛口トークになってしまいましたが、これは別に保育園や幼稚園だけの話ではなく、ご家庭でも同じことですよね。
まずは大人である私たちが、子どもたちに自信を持って見せられる生活をしましょう。
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